就活で第一志望に内定する美容学生。その傾向とは
今回は美容業界を目指す、美容学生が一番悩む就職活動について、マリールイズ美容専門学校の教務部長 二宮氏にお話を伺ってきました。
憧れの業界に踏み出す第一歩である就活。
せっかく受けるのであれば、第一志望の会社・お店に入社したいと思いますよね。
どうすれば、相手から欲しいと思ってもらえる人材としてアピールできるのか、多くの学生を美容業界に送り出してきたマリールイズ専門学校 教務部だからこそ知っている「受かるコツ」を紹介していきます。
早速ですが、美容学生が第一志望内定を得るには…
美容学生が第一志望内定を得るためには、大事なポイントが3つあります。
自己分析
まず、自己分析をすることが必須です。自身がどういう性格なのか、何を得意として何を不得意とするのか、今まで培ってきた人生を順に振り返ってみてください。その結果から自分を見つめなおすことができ、自己分析につながります。
将来への希望
自己分析をしっかりとすることで「明確な」「ハッキリとした」将来への希望が見えてきます。その結果、なんとなくあのお店に入りたいという気持ちから、しっかりとした理由が見えてきます。
意思表示(自己紹介)
その次に、意思表示を踏まえた自己紹介が必要です。
ただ優れた自分をアピールするのではなく、何が好きで何が嫌いか、何が得意で苦手は何か、それはなぜか、弱点を補強するために何が出来るか、そして将来的にどうなりたいのか。
それらをクリアに語れる人ほど「あ、この子ウチに欲しいな」と思わせることができます。
雇う側からすれば、すぐにどこのポジションを任せよう、○○店の××さんと組ませてみよう、どういう教育をして伸ばそうといったイメージが湧きます。
これは自己分析から将来の希望、志望動機という理由付けがしっかりとなされているからこそできることです。
問われるのは「今どうなのか」ではなく「これからどうするか」。
よく就職するまでが大事なことと勘違いをしてしまっている学生もいます。例えば「期末試験でワインディング1位でした!」、「着付のコンテストでグランプリでした!」、どれも素晴らしいですが、それでイコール即内定とはならないです。
問われるのは「今どうなのか」ではなく「これからどうするのか」。
どんなに優れた技術や感性を持っていても、それを美容業界でどう活かしていくのかが肝心。チョット器用なだけで、実際には無目的に仕事をしている人が長続きせずに去って行くことを、求人担当者はよく知っています。
「こういうスタイルを創り上げたい」「こんな事でお客様に喜んで欲しい」という未来へのイメージとモチベーションが重要です。
そういったことを明確に話せる学生は優秀な人材として認識され、第一志望の内定を得やすくなるでしょう。