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INTERVIEW

現役美容師から教員への転身。サロンワーカーから指導者へ

INTERVIEW
学校法人 京都中央学院 YIC京都ビューティ専門学校
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前回に引き続き、現役美容師から指導者への転身シリーズ。YIC京都ビューティ専門学校の柳原氏(写真左)、天野氏(写真右)へのインタビュー後編をお届けします。

-聞き手

柳原先生に伺いますが、サロンワーカーから美容学校教員を目指した理由、転機はどのようなきっかけだったのでしょうか?

(柳原氏)教員を目指したきっかけは「結婚」と子供が出来たことです。正直な所、現場では家にいる時間が少なく、休みも月1.2回程しか取れなかったので、家族と過ごす時間が本当に少なかったんです。子供の行事は土日が多いですが、それに参加が出来ない状態になってしまう。家庭を持った以上、家族との時間をしっかり作る事も責任だと考え、決断しました。専門学校教員は美容師の経験を活かせるのと、後輩指導は昔から好きだったので、向いている仕事でないかと思っていました。

-聞き手

ご自身も経験してきた業界、仕事ですから転職後はスムーズに職務をこなせそうですね。実際の所どうでしたか?

(柳原氏)それが、なかなか簡単にはいきませんでした。転職後の洗礼を受けましたね(笑)

私が直近まで現場としていたのはサロンであり、後輩と言えども社会人である事には変わりがないのですが、社会人と学生はやっぱり違います。技術や経験を伝えていくまでに、一社会人をしっかり育てなくてはならない。当たり前の事を当たり前に出来る人を育てるのが大前提なんです。挨拶が出来ない子、ルールを守るなど常識が無い子も少なからずいます。土台が出来ていない子達の対応迄は今までは一切経験が無かった訳ですから最初は苦労しました。ですが、学生と向き合いしっかり話をすると学生も理解してくれます。向き合う事から逃げない事が大事。色んな先生からアドバイスを頂きながら、日々指導に取り組んでいます。

(天野氏)YICで教員をしている中で思う事は、親よりも教員の影響力のほうが強くなっている事です。「親の言う事は聞かないけど、先生の言う事は聞く」という状態にしないといけない。ある種、親代わりにならなくてはいけない。社会に出るまでに最終学歴になる訳ですから、第二の親という視点を持ち指導しなくてはなりません。学生に「この先生の言う事は聞かなくても良い」思われてしまえば、言う事を聞かなくなってしまいます。「何故聞かなくてはならないのか?」そこを理解させるという事が「向き合う」という本当の意味であると教員陣には伝えています。

-聞き手

柳原先生にお尋ねしますが、関西エリアにも数多くの理美容専門学校が存在します。その中でもYIC京都ビューティ専門学校を選んだ理由を教えて下さい。

(柳原氏)BPREさんで天野先生の記事を見たのが転機でした。福利厚生も大事ですが、「志を持つ方々と一緒に働けるか?」を重視していました。今、美容業界は変化をしなくてはならない時代に突入しています。従って学校も変わらなくてはいけないんです。今、校是としている「就職したら美容師3年目」の理由を実感しています。授業の内容も現場の最新の技術、資格取得の多さ、実践向きの教育カリキュラム、人間性教育など、指導の仕方がYICに入ったら美容師1年目という指導の仕方をしていると肌で感じています。

-聞き手

美容教員としてのこれからの展望、教員としてどのような学生創りを行いたいと考えていますか?

(柳原氏)3年後には学校の中で一番頼りがいのある教師に成っていたいと思っています。私の強みは11年間現場で培ってきた人脈と技術。それを活かし最新の技術を教員に伝えらえる教員になりたいと思う。学校は、最新のトレンド情報が入ってこないと感じています。それが今学生に伝えられていない学校の課題。学生に対してアウトプット出来る存在でありたいと考えています。

学生作りに関しては、永く美容師として活躍できる人材づくり。パンっと売れて、その後尻つぼみの美容師でも駄目、鳴かず飛ばずの美容師でも駄目。本人が納得出来る美容師を続けて貰いと思っている。土台が無いと5-6年も持たない。一人の人間、社会人としてお客様に認めて貰える人材作りを進めていきたいと思っています。

(天野氏)色んな想いを持ち、柳原先生はやってくれているのは本当に頼もしいと思っています。しかしながら、全てすぐに出来るようになるのは難しい。しっかり足元を固めていく事が大切だとアドバイスを送りたい。今はまだ、私が創ったレールの上で仕事をしているイメージ。これからは自分で道を創り、自分のルートを誰かが歩める環境を創っていかなくてはならない。言われなくても、自分自身で出来る環境を創っていく必要がある。実力を認められない中で発信を強めたとしても口だけだと言われてしまうのも世の常ですから、身近な人からまず、信頼される人になる。着実にステップを踏んでいって貰いたいですね。

-fin

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