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INTERVIEW

現役美容師から教員への転身。サロンワーカーから指導者へ

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学校法人 京都中央学院 YIC京都ビューティ専門学校
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今回の企画は、現役美容師から指導者への転身シリーズ。美容師として活躍しつつも、現場を退き専門学校教員への道に転身する方々がいる。業界従事者の減少が叫ばれる昨今、新たな成り手の創出と共に即戦力の輩出を実現している京都ビューティ専門学校の柳原氏(写真左)、天野氏(写真右)にお話を伺った。

-聞き手

柳原先生は、昨年12月に教員として着任されてますが、このBPREで天野先生がご登場頂いた記事を見て、新たな道に進もうとお考えになられたとお聞きしています。きっかけとなりました事非常に光栄に思っておりますが、まず、美容師になろうと思われた理由からお話頂けますか?

(柳原氏)中学生の時、高校に進学するにあたりどのような進路を進むか?を考えていました。大学進学も考えましたが、何よりもまず「手に職を付けたい」という気持ちが強かったことと、プラスカッコいい仕事という意味で「美容師」を選びました。結果、進学は高校生でありながら美容の勉強が出来る学校に進学。18歳で免許が取れるのが一番の魅力でしたね。いち早く現場で働きたいと思っていたので、高校を出て美容専門学校に行くという事は一切考えてなかったですね。手に職がキーワードでしたのでその後も調理師、パティシエなども考えもありましたが、髪の毛を弄るのが好き、オシャレに憧れていたという事もあり美容師一本に絞りました。一度決めたら、ブレずに行くというのもこの時学びでした。

-サロンワーカー時代はどんな美容師を目指していたのですか?

(柳原氏)自身が担当したお客様が「明日から頑張ろう!」と思える美容師を目指していた。カット・カラーと言ったら柳原さんと言って頂ける美容師を目指していました。Shimaの奈良さんや、Velo内田総一郎さんのような存在になっていくという志を持って美容師をやっていましたね。

18歳で就職してから所属したサロンは1社のみ。その中で異動を3回経験しました。働くなら店舗展開している大きい企業が良いと考えたのと有名美容師を目指すなら東京か大阪に出ない限り無理だろうと思い、50店舗程展開している大阪のサロンに就職。スタイリストデビューしてからは、それなりにお客様からの指名を頂き、カット施術を受けに岡山県から通ってきてくれる方、他地方から通ってきてくれる方が数多くいました。アシスタント時代に名刺を渡した、お客様が高校生の頃から11年担当したお客様がいるなど永いお付き合いをさせて頂いておりました。

-それだけの支持を得られた理由はどのあたりにあったのでしょうか?

柳原氏)前職ではSNSを一番活用していたと思います。ここには自信がありまして、SNSでの個人集客・再来を獲れた。前職の中で、SNS対応におけるロールモデルを作るほど、モデルケースとして頑張っていた。現職では授業の最後余った時間にたまに話したりして、オシャレに上げている人の記事を見たり、何を上げるか?を探せられる力を付けさせています。SNSに適した写真の取り方など、美容に関する写真の上げ方、自己ブランディング(自分をいかに表現するか?)の仕方なども教え、今に活かしています。

-聞き手

SNSの活用は、美容師として必要不可欠なツールとなっています。学生授業において、現場に活かせるツールの活用を学べることは学生さんも嬉しいですよね。新任の柳原先生を厳しさを持ちつつも見守られている天野先生から見ていかがですか?

(天野氏)教務の中では広報担当、学生募集に繋がる事も考えてくれていて、SNSでの広報する部門で頑張ってくれています。学校アカウントのインスタグラムでは教員紹介企画を立案してくれ、指揮を執ってくれています。授業に活用出来る企画・提案もしてくれていますね。

-Fin 次号に続く。

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