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INTERVIEW

2020年新たに美容科を新設、美容業界にかける想い。vol.1

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学校法人滋慶京都学園 京都医健専門学校
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18歳人口が一気に下降を辿ると言われた2018年問題から早2年、全国の理美容専門学校の定員割れが相次ぐ中、美容科を新設する学校がある。それが京都滋慶学園、京都医健専門学校である。今回、学科長の山田英之先生に教育にかける想いと、京都医健専門学校の独自性についてインタビューさせて頂きました。

聞き手:山田先生は美容師を長く経験された後に美容学校教員になられていますが、その背景を教えて頂けますか?

学校教員になるきっかけは独立です。25歳でサポートしていただきお店を持つことになりました。30歳を直前に100%自己出資で独立を検討し、今までの自分の経験を活かして挑戦しようと思いました。理想のサロン立上げに向け店舗の目標設定や戦略、お客様動向、スタッフ育成など考えていくうちに、スタッフ育成の事を考える割合が多くなってきている自分に気がつきました。サロンを成長繁栄させていくにはスタッフの成長は欠かせません。自分も多くのチャンスや手助けを受けスタイリストになった事を思い出しました。自分が受けてきた教育や後輩に行ってきた教育を振り返ってみると、もっと時間を掛けるべき点や、逆にそこは自己で学ぶよう促すことで気づく事で成長の階段を登れるのではないか、など教育に関心が強くなりました。

聞き手:結果的にサロン経営者ではなく、美容師を養成していく道を選ばれたのですね。

自分のサロンを持つことより、これから美容業界で活躍していく人達のサポートができる場所はサロンではなく教育現場なのではないかと感じ美容専門学校の教育内容を調べていきました。当時は美容専門学校が1年制から2年制へ移行し教育の内容も定まっていない状況だったように思います。自分が今まで学んできた事を、これから美容を目指す学生に少しでも力になれたらという気持ちで現在の滋慶学園グループの門を叩いたのがきっかけです。

 

聞き手:京都医健美容師コースの独自性、授業方針について教えて下さい。

業界と連携し、美容業界の「今」と「リアル」を学ぶことを大切にしています。美容専門学校は資格を取得し就職をすることが大切ですが、ともすれば国家資格の勉強ばかりに力を入れ、業界が求める人材像と乖離していくことがあります。国家資格を取得することは美容業界で活躍する為に非常に重要になりますし、もちろん当校でもしっかりと資格取得に向けサポートしていきます。それと同様に業界で長く愛され活躍していくためには、人間性やコミュニケーション力、好奇心や主体性など様々な力を身に付けていくことが大切だと考えています。

聞き手:リアルを知る現美容師の皆様と連携して授業を進め、学生を養成していくのですね。

学校の中だけで学べない現場の空気感や、お客様の声、業界の方々がこの先何を目指しいるのかなどを感じ学ぶことは、業界の方々とお話をする中でも必要不可欠だと思います。業界と連携して美容業界の「今」と「リアル」を学ぶことが出来る京都医健専門学校の美容師コースです。それと京都5校目の美容専門学校である、京都医健専門学校は学校名に美容の美の字も入っていない珍しい美容専門学校です。本校開校時は医療や健康から学校スタートして、体の中から健康に美しくをテーマにトータルビューティー科が2013年にスタートしました。10学科ある特殊な環境を活かして他学科とのコラボレーションなども豊富です。数多くの成長できるチャンスと少人数ならではの細やかなサポートがある学校です。

 

・・・次号に続く

 

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